正しい炭水化物ダイエットのやり方

炭水化物 ダイエット

炭水化物ダイエットが流行しています。炭水化物を抜くだけと方法が簡単なのと、ステーキなどの従来は厳禁とされていた食べ物を我慢する必要がないことが人気の秘密だと思います。

しかし、抜く炭水化物は重要な栄養素でもあります。
単純に炭水化物を抜くだけでは大きな危険を伴います。
今回はその危険について、解説したいと思います。

 

エネルギーとは

人間は、生きているだけでエネルギーを必要とします。
朝おきて、学校や会社へ行き働く。そして帰宅して寝る。 このような生活で使うエネルギー。
呼吸したり、食べたものを消化するためにもエネルギーは必要です。

これらのエネルギーは食べ物からとっています。
食べ物で、エネルギーとなる栄養素はエネルギー産生栄養素と言われ、それにはたんぱく質、脂質、炭水化物、アルコールがあります。

この中でエネルギーとして有名なのはずばり炭水化物です。
ご飯やパン、じゃがいもなどは炭水化物を多く含んでいます。

 

炭水化物はどう使われる?

炭水化物はアミラーゼという酵素で消化され、糖質となり、血液中に流れ込みます。
血液に入った糖質は組織に運ばれて、様々な活動のためのエネルギーとして使用されます。

この時に、エネルギーが過剰で使い切れなかった場合、脂肪として体に蓄積されます。

さて、人間の体は糖質をエネルギーとして使用します。また、糖質の他にも脂質やたんぱく質もエネルギーとして使用されます。

しかし、エネルギー源として糖質しか使用できない臓器があります。
それは脳です。

筋肉は筋肉や肝臓中にグリコーゲンという形で貯蔵された糖質をエネルギー源として使用できます。このエネルギー源が枯渇すると、今度は筋肉や脂肪を分解してエネルギー源にします。食事を摂らないと痩せるのはこのためです。

しかし、脳はエネルギー源として糖質しか利用できないため、糖質が不足すると脳は正常に働かなくなります。脳が異常事態ととらえ、イライラしたり、強烈な空腹感に苛まさたりします。

 

炭水化物ダイエットは痩せる?

炭水化物を抜くと確実に痩せます。
先にも書いたように、炭水化物が不足した状態だと筋肉や脂肪を分解してエネルギーを産生します。そのため、筋肉や脂肪は減少します。

先ほど、脳のエネルギー源は糖質だけだと書きましたが、実はケトン体と呼ばれる物質も利用できます。そのため、糖質がエネルギー源として利用できない状況だとケトン体がエネルギー源として利用されるようになります。しかし、このケトン体は筋肉を分解することで出来る物質です。つまり、炭水化物を取らないと脂肪よりも筋肉が減りやすい状態になってしまいます。

筋肉は人間の体の中では多くのエネルギーを使用してくれる、ダイエットの味方です。しかし、炭水化物抜きダイエットではそれが減ってしまいます。これでは代謝が低くなり、痩せにく体になってしまいます。

ですから、炭水化物ダイエットを成功させるためには、脳が必要とする最低限の糖質を摂取する必要があります。

おおよそ90g程度の炭水化物が脳で1日に必要とされる炭水化物の量です。
炭水化物を完全に抜くのではなく、低炭水化物ダイエットにすることでダイエット成功の確率が高まると思います。

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